2016年12月13日火曜日

沖浦和光さんの最後の著作として「宣教師ザビエルと被差別民」が刊行

沖浦和光さんの最後の著作として「宣教師ザビエルと被差別民」(筑摩選書)が刊行されました。



出版社による内容紹介

ザビエルたちは日本に何をもたらしたのか? ハンセン病患者への救援活動など差別される者たちへ寄せた思いとは?
解説 川上隆志

内容(「BOOK」データベースより)

宗教改革、大航海時代という世界史の転換期、日本はその影響をどう受けたのか?バスク生まれのザビエルは、カトリック改革派として、アジア底辺層への布教に乗り出す。その活動は日本にも及ぶ。ザビエルら宣教師たちは、ハンセン病患者を救済し、被差別民へも布教の手を差し伸べる…。やがて徳川幕府による禁制は身分差別強化のもととなる。しかし、その後も二百数十年にわたりキリシタン信仰は地下水脈のように受け継がれていった。差別問題をアジア思想史レベルでとらえ続けた沖浦和光が取組んだ最後の著作。


単行本: 219ページ
出版社: 筑摩書房 (2016/12/13)

ISBN-10: 4480016473
ISBN-13: 978-4480016478
発売日: 2016/12/13

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